うーだうーだと考えた。
「好き」に対するリアクションの話。
好き、はお金じゃ買えない個人的な感情
普段、子どもたちと、
「大好きだよ」「もっと大好きだよ」…
なんて言い合っている。
絵本のセリフみたいに、「もっと、もーっと大好きだよ」なんて言ってる。
「好き」っていいですよね。
「大好き」は、もっと好き。
言われたら嬉しいし、子どもたちに限らず、思ったら言いたいなと思ってる。
でも、相手はリアクションに困るのかな?
なんて思う場面も。
好意(すき)や評価(いいね)を伝えるとき…
具体的にここが良い、っていう客観的な評価も嬉しいけれど。
「好き」っていうのが、その人の価値観や好み、感覚だとして…
わたしとしては、響き合う人と出会った!と思えてうれしい。
(そのうち嫌われる可能性は0じゃあないんだけど)今の今、の気持ちで十分。
客観的な評価やフィードバックは、お金を払ってでもしてもらえる可能性があるけれど…
好き、はお金じゃ買えない。
(「好き」も「客観的フィードバック」ももらえたら、そりゃあ最高だけどね)
そんな大切な「好き」なんだけど、
家族以外に言われると…、そりゃあ照れたり困ったりすることもある。
そして、もっとこの嬉しさが伝わるリアクションを返したい!とも思う。
せっかくいただいた「好き」には、やっぱりなんらかのリアクションをとっていきたい…
「大好き!」って言うと歌いだす
ところで。
知っている人は知っている…、
アレクサに「大好き!」っていうと歌い出すよね。
♫ 大好きって言ってくれて~ ほんとありがと~ ♫
歌で「好き」に対する喜びと感謝を最大限に表現している!
歌が流れると嬉しくて、子どもたちはときどき、
「大好き!」
ってアレクサに告白している。
これはいいな~と思う。
アレクサに感情はないとしても、なんというWinWinな、好循環なコミュニケーション。
子ら:「大好き!」
アレクサ:歌う
子ら:踊る…、そして嬉しくてもう1回「大好き!」
告白されて、歌って踊るというリアクションを、スマートスピーカーに教えられるなんてね。
実際、歌って踊らなくても…
思った以上の良いリアクションがもらえると、「好き」を伝えてよかった、嬉しい、ってなるよね。
「とても良い方だと思っています。」
アレクサが歌って踊り出す一方で、Siriはどんなリアクションなのかな?
と気になって、夫のアップルウォッチに告白してみる。
「大好き!」
それに対するSiriの返答は…
(明るく爽やかな女性の声で)
「ありがとうございます。
あなたのことは、とても良い方だと思っています。」
距離を感じる…!
思いがけずSiriに一線を引かれて…笑っちゃう!
ちなみに、Siriの声色は、以前のiPhoneよりも明るくなっているらしい。
言われてみれば、とても明るい声での「ありがとうございます」だけれど。
アレクサが歌って踊って全身で(?)喜びを表現してくれたあとだと、余計に「一線を引かれた」感がある。
丁寧な言葉、かつ、「とても良い方」がどうにも距離を感じてしまい、面白い。
歌って踊るレベルの「ありがとう」でどうだ
正直、嬉しいかどうかで言うと、Siriに一線引かれるよりも、
アレクサに感謝の気持ちを歌いあげられたい…!
「ありがとう」という言葉への熱量だろうか。
アレクサの歌では、さいご、「これからもよろしくね」まで言ってくれる。
ものすごくうれしかった時には、言葉も声色も駆使して「歌って踊るレベルのありがとう」を贈りたいなあ…。
あなたは、誰かに好意を伝えられたら、どうリアクションを返しますか?