なかなか書きものができないのは、思考の速さに筆が追い付かないからだ。
そう思うことがある。
それでもこうしてパソコンのキーボードを叩いているうちは、だいぶ筆が早いのだけれど。
学生時代にインタビューした録音をひたすら書き起こしていた時期が長く、あまりに1日中キーボードタイピングをしたおかげで指がやせた。
今も、案外と文字を打つのが早いのは嬉しい限り。(正しい打ち方ではないのにね。)
朝っぱらから外郎売(ういろううり)
今朝は「外郎売(ういろううり)」を4~5回、声に出して読んでいた。
舞台に立つがごとく、お経を読むがごとく、喉から声をだすがごとく、優しく語りかけるがごとく…
ちなみに、なんでかっていうとね…、
って説明したいんだけど、なかなか難しい。
なんでだっけな。
そろそろ朗読もたくさんやりたいな~というところで…
端的に言うならばその目的として、発生練習、活舌の練習、いち教養として朝活よろしくやってみるか~ということなのだけれど。
話が長くなってしまうのは、思ったよりもそこに至るまでのプロセスを覚えていて。
それを全部話したくなってしまって思考の流れを全て書き記そうとしてそうなってしまうのだろうな。
まあこのブログは備忘録でもあるわけだから、思いついたことは書いていってもいいかもしれない。
外郎売(ういろううり)に流れ着くまでをつらつらと
たしか…音声配信プラットフォーム「ラジオトーク」でナレーションをやっている方のTwitterが発端。
プロフィールページにボイスサンプルがあって。
CM風、ナレーション風…という声のサンプルと、最後に自己紹介を話すという構成を聞いていたら、この自己紹介の部分がラジオトークで話している声だなと思うに至り。
書き言葉と話し言葉って違うよなあ…
なんて、本来当たり前のことを最近考えていた私は、
話し言葉にも表と裏、建前と本音の声色があるなあ…
なんて、これまた本来当たり前のことを味わっていた。
その方の所属事務所には、その方以外のボイスサンプルもあったので、いくつか聞いてみた中に、自己紹介で「外郎売を発生練習で毎日やっていたらやせました」なんてことを言う方が。
ダイエットが目的ではないけれど…
なるほどこうして声を仕事にしている方々はそれぞれに毎日の発生練習やウォーミングアップルーティンがあるのだろうな、とか。
そもそも外郎売って聞いてことはあるけど内容はどうだっけ、とか。
そんなようなことで流れ流れて外郎売の全文を検索し…
Youtubeでいくつかのお手本を拝聴し…
ちょっくらやってみようか、なんて気乗りしたときには、
朝活よろしく様々な読み方で遊びながら取り組んでいる。
最初は早口言葉が言えなくて言えなくて。
つまづいてつまづいて。
でもまあ楽しくて体が目を覚ます気がしますね。
今回は、ひょんなことから調べた「外郎売(ういろううり)」を、朝っぱらから流れるように朗読練習していることもあるよ、というお話でした。