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「伝われ!」の欲ぶかさ|どんなに上手く伝えても6割

ひょんなことから、ラジオトークという音声配信アプリを利用している。

 

今回は、じぶんのモチベーションの核のような…「伝えたい」という気持ちに関連して気づいたこと、考えたことを書いてみようと思う。

 

(いつものことかもしれないけれど、抽象的。)

 

言葉にすることの難しさ

 

音声配信アプリを利用し始めて半年以上が経って、なんとなく自分が配信や交流を続けるモチベーションの真ん中が分かってきたような気がする。

 

きっと、自分自身の気持ちや考えを言葉にすること、それを誰かと共有すること、に興味が向いているのだろう。(それをする機会が少なかったから、かしら…)

 

 

自分がどう感じて、どう考えているか、自分が納得できる言葉にするのは難しい。

それを、誤解のないように相手に伝わる言葉を探すことも手間だと思う。

 

難しいし手間だと感じていながらも、モチベーションの波はありつつも…

それでも楽しく続けられるのは、「伝えたい」「伝わったら嬉しい」という思いがはっきりとあるから。

このところ特に、そう思う。

 

 

どんなに上手く伝えても6割

 

先日、自分の伝えたいことを上手く言葉にしたいという話をしていたら、その話を聴いてくれた方から興味深い一言を聞いた。

 

「どんなに上手に話をしたとしても6割しか伝わらないと思っておいた方が良い」

ということ。

 

たしかに、いろいろな要素を含めて考えると、そうなのかもしれない。

普段のわたしは、やけに自分や相手に期待しすぎているのかもしれない。

求める気持ちがあるからこそ、コミュニケーションを諦めないという良さはあるけれど、ときどき伝わらない現実にがっかりする。

この「どんなに上手く伝えても6割」という考えを持っていれば、そんなにガッカリしないですむ…のかもしれない。

 

伝わらないことはわかってはいても、それは自分の努力や知識や表現力が足りないんだと思ってきた。

けれど実際は、伝える側の努力に限らず、それを受け取る相手がいる。

そして、うまく受け取ってくれるかどうかは、受け手の良し悪しというよりも…

その話の内容や、受けてのスキル、タイミングによるのだろう。

 

 

コミュニケーションをキャッチボールに例えるとするなら、もっとわかりやすいかもしれない。

投げる側どんなに上手にボールを投げたとしても、受け取る側が苦手なボールの種類だったり、受け取る側の調子やスキルがよくなかったり、タイミングを外してしまえば受け取ることは難しい。

 

なるほど、「どんなに上手く伝えても6割」という考えがよりしっくり感じられてくる。

 

「伝えたい」「伝わったら嬉しい」と思うことも、わたしは良く思うことだけれども、ずいぶん欲ぶかいことなのかもしれないな。

 

でもそのくらい、伝わること・伝わったと感じられる喜びは、わたしにとって大きい。

 

それでも手をのばすことを選ぶ

 

どんなに思っていても努力をしても、片想いが生じることがあるように、

ただいつもどおり過ごしているだけで、相手と通じあえることもある。

 

黙っているだけじゃ分かりあえない相手とも、少し自分のほうから努力をして、手を伸ばして届く可能性があるのなら…

わたしは手を伸ばしたい。

 

わたしはやっぱり、まだまだしばらくは「自分の気持ちや考えをいかに相手に伝わるような言葉で伝えられるか」ということをやっていきたい。

 

 

ラジオトーク(音声配信)では、

 

・何気ない日常をテーマにしたフリートークライブ配信

・気持ちや価値観を言葉にする試みとしての収録配信

・組み合わせや対話による化学反応を楽しむコラボ配信

 

そのほか、歌や朗読などの表現、創作などを楽しみつつ…

 

自分がやりたい、伝えたい、と思ったことはどんどんアウトプットしながら、様々な人と関わっていきたいなと思う。

 

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