ただ書く

一所懸命な、悪夢

 

 

夢をみた。

ラジオ番組に遅刻しそうになる夢。

後味が悪いというかなんというか、なんて宙ぶらりんなんだコノヤローと思うのは、結局間に合ったのかなんなのか…結末を待たずして違うシーンに夢が移ってしまったこと。

スッキリしない曖昧なのも、まあ夢ならではなのかもしれないけど。

 

とにかく、今朝は遅刻しそうになる夢をみた。

遅刻しそうになりながらもハチャメチャ・ハッピー!ってな夢もありそうだけど、夢の中で味わった気持ちを考えると、悪夢ってやつ。

 

・・・

ふっと起きたら(紛らわしいけど、夢の中で起きた)、「今から家を出ても番組の生放送に間に合わない時間に起きる」という状況だった。

ソファでうたたねして、ガバッと起きて時計を見て、ああどうしようと青くなり、いったん現実逃避を挟む(夢のなかで現実逃避がプロセスに入ってるのってなかなかリアルじゃない?)。

局に電話するのが先か車に飛び乗るのが先か…と思考しながら、荷物をひっつかんで車に飛び乗り、どこから話すかを頭の中でぐるぐると考えながらも電話のコール音をならす。

コール音を鳴らしながら、前回の収録を流してもらうとかなんとか…穴埋めを考えてみたりして。さらには、(実際ありえないと思うけれど)これって電話で自分の番組の生放送に繋げてもらうことはできないのか?とか突飛なことを考えたりして。

そんなこんなで、車で向かいながらどうしようかと思考を巡らせている間にーーー、シーンが変わってしまった。続きが嫌になったのか?わたし?

そのあとすぐに目が覚めた。

・・・

 

微熱でぼーっとしていて、ソファでうたた寝してしまった休日の朝である。

「ああよかった…夢だった…。」と、ありきたりな感想をもつ。

たしか、遅刻の夢というやつは、特に焦っているようなやつは、ストレスだなんだと夢占いでは診断されるそうな。そうかしら…。

久しぶりに、「ザ・悪夢」を見たと思う。夢なんだから、もうちょっとこう、「ええー!?そんなことって、あるー!?」というようなトンデモ解決とかしてほしいよ。

なんだろ…、なんてったって、夢でも一所懸命。あーあ、ひたすら真面目かあー。

 

だいたい、夢なんてものは毎晩見ているそうだけど、あんまり覚えていないことが多い。

寝起きに何やらふんわりと夢の余韻が残っていても、すぐ忘れてしまう。

だけど、今朝のわたしは、悪夢を見たのを覚えていた…。

どうせちゃんと覚えているなら、幸せな夢がいいのになあ。

 

 

 

 

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